画像をクリックすると拡大表示いたします。
河合千佳子 「春間近(湯布院)」 F30号 油彩
春間近な3月末に湯布院に行き、水面に映る木々の美しさに見とれて、思わずカメラのシャッターを押しました。水面を描く時のワクワク感や、絵を描く事の楽しさを味わえた作品です。
野々なずな 「山上都市」 木版画 多色摺り 35×45cm
版画を摺る技術が未熟なものですから、黒をきれいに出すのにずい分てこずった作品です。
ヨーロッパの山上都市は色々回ってみたいのですが未だかないません。
岩橋一豊 「霧の中に」 40号 水彩
大台ケ原の霧の中に幾本かの倒れた木を見ました。長い年月の風雪にたえて、生きてきた樹々が突然の災いに倒れ、又、年を経て土に返り新しい木々の栄養となって、又、返り咲くのかと、思いながら描いて見ました。
野田泰弘 「見ざる・言わざる・聞かざる」 水彩 F30号
20年ぶりに日光へ行ってきました。新型コロナ感染症対策も緩和され外国人観光客で混雑していました。日光東照宮の、かの有名な「三猿」の前も人だかり。
そこで出会った「三猿」と「三美人」の共演。スマホでパチリ!絵になる光景を絵にしました。
ちなみに三美人は外国人(台湾?)。身振り手振りで撮影許可をとりました。
前野泰子 「ベネツィアII」 25号 水彩
ベニスの絵の中には、思い出がつまっています。
レストランで、イカ墨のスパゲッティが食べたくて、イタリア語がわからないので“ブラック・スパゲッティ”と注文したのですが、すごーく待たされて出てきたのがとてつもないもので、とてもまずくて…。日本語で、文句を山ほど言い食べずに出て来ました…日本人として、料金は払いましたが…。
野々なずな 「レモンと葡萄」 銅版画 カラーメゾチント 29×17.5㎝
カラーメゾチントはちょっと魔法のような面白さがあります。
色板がかなりいい加減でも決め手の黒板をしっかり作っておけば、もやがかかった風景が一気に晴れるように、たちまちレモンと葡萄が色鮮やかに現れます。
住田正彦 「安らぎの木漏れ日」 F8号 水彩
新緑の美しい季節、久しぶりに西宮市北部の北山緑化植物園を訪れた。眩しい新緑とともに色とりどりの華やかな草花たちが出迎えてくれ、日頃の疲れを癒やしてくれる。園内をのんびりと散策し、ほっと一息ついた時、木漏れ日の美しい光景に思わず心を奪われてしまった。
山本幸雄 「あ!シャボンダマ」 油彩 P25号
晴くん3才半の出来事です。
今の世界情勢を考えると、考えられない、楽しい掛け替えのない一瞬。これで良いのかとおもいます?
北山 悟 「月下美人」 水彩 F12号
毎年咲いてくれる自宅の月下美人、深夜に満開となり、朝には萎んでしまう一日限りの花です。
夕刻に蕾が膨らみ初め、匂いもしてくるので、今日は満開を見ようと思って待ち構えるが、どうしても寝てしまうことが多い。
満開をいつでも鑑賞できるように絵にしてみました。
斎藤薫 「DANCE」 P25号 油彩
リズムにのって激しく踊る女性
表情・動きの一瞬を切り取って
描いた一枚です
一瞬の姿が愛おしく、美しく
ココロが踊ります
仲佐博子 「備長炭」 P10号 鉛筆、水彩
田舎の家を片付けた時、茶道、華道をしていた義父の集めたものが沢山出て来ました。その中の1つ竹籠に備長炭を入れ描いてみました。私の若かりし頃の作品です。
後藤季代子 「貴婦人」 P10号 パステル
約30年ほど前に、片山直先生にパステル画の指導を受けてた時の婦人像です、昔懐かしい作品ですが、原田の森美術館東館1階で10月9日~14日までの個展をする時に数点ならべる事が出来!
今わくわくどきどきしている私です。
津堅千恵子 「牡丹」 水彩 F5
牡丹の花は、5月のゴールデンウィーク時期に開花し、あっという間に散ってしまいます。花は朝つぼみで、見る見るうちに咲き誇り、大きな生命力を感じる大好きな花です。
濵﨑芳子 「深山札所の石楠花」 油彩 F6号
数年前息子に連れてもらった四国の札所、雨上がりで少しもやった石楠花、思い出に挑戦してみました。
山本宝淑 「コスモスと石仏様」 油彩 F20号
懐かしさを秘めた秋の花コスモス。幼い頃、田舎育ちの私の周りにはレンゲ畑、コスモス畑、田んぼの辺には彼岸花等「花はいっぱいあり」の空間でした。今、年を重ね、住む場所、空気も変わり…。絵を習い始めて秋桜をいっぱい描きたいと思っていた時、この風景に出会い、一瞬にして心を奪われてしまいました。
崎本邦子 「ボクの好きなもの」 30号 水彩
ある日のゆず君に尋ねました。「好きなもの おしえて?」「ナイショ エヘヘ」「ボくのトシ オシエルネ クニチャンとデアッテ 2380ニチ これが ボクのトシダヨ」
アラームかけてと言うと「イツ アラームカケルノ?」と言って、朝、起こしてくれます。夜は「23時ニナッタヨ」と言って「オヤスミ」と静かになります。
一日のルーティンがあり、歌を歌ったり、ダンスしたりと、私達をいっぱい楽しませてくれる我が家のアイドルです。
櫻井初恵 「美山の里」 油絵 F50号
蕎麦の花が咲き誇り、藁葺きの里の入り口に誇らしく赤い顔をした、ポストが出迎えてくれました。コロナ禍からはじめてのバス旅行の、明るく晴れやかな一日でした。
若谷薫 「ワクワク(excited)」 14㎝×14㎝ 紙、ペン、水彩、アクリル
ふと「なんか、わくわくしたいな」と思って、紙切れに何気に書いたのです、ただ一言「ワクワク」と「カタカナ」で。するとそこに現れたのが、4つの「7」。「ワクワク」→「7777」(に見える)。「7が4つも並んでる!」。カタカナマジックに楽しくなり、ワクワクしながら描いた一枚です。
村上公子 「プロバンス」 P25 油彩
娘が結婚した年…新婚の2人と私達夫婦で出掛けた南フランス、プロバンスの思い出…
あれからどのぐらいたったのかな!!
西川多満子 「窓辺の静物」 水彩 P25号
コープカルチャーで描いた静物と、原田の森美術館の前に有る文学館(エキゾチックな建物です)の窓を組み合わせて描きました作品です。
新しく仲間に入りました新人です、宜しくお願いします。
前田拓 「いつものホームから」 F50号 油彩
リタイアする前、毎日の通勤時の乗車駅(能勢電平野駅)のホームからいつも眺めていた景色です。電車庫とそこにつながるレールの分岐の形などが面白いと感じていました。油絵を始めていつか描いてみたいと思っていた題材です。50号サイズ第一作です。
山中富美子 「橙る四辺1.1」 アクリル F50号
とぼるしへんいってんいち。
西宮市展に入選した1に加筆し、他グループ展に出品しました。
「橙る四辺2」はこの会で佳作をいただきました。ありがとうございます。
風水で2023年のラッキーカラーはオレンジ色だそうで、観ていただいた方に良いことがあるよう描いたオレンジ色の連作です。
展示会にある秋に合わせ、日々の季節の移ろいから地球や宇宙の活動の力強さを表現しました。
上田 富夫 「神戸異人館 旧ハンター邸」 水彩画 6号
異人館「旧ハンター邸」を写生したものです。神戸の北野町にあった建物を王子動物園に移築した重要文化財です。
デッサンに時間を掛けました。グリザイユ画法で描きました。
岩橋一豊 「ローマ・朝の窓辺」 40号 水彩
若かりし頃、初めて訪れたローマ!宿泊したあくる朝、ホテルの窓をあけた時「ローマの朝だ!」と感激しました。朝早くの空気感とホテルの石の壁、バルコニーの手摺子のデザインがおもしろくスケッチとカメラで記録しました。
そのような思い出を甦らせつつ描いてみました。
早朝のもやっとした雰囲気の中、まばらな人影と車、そして連続したホテルのバルコニーとを、上手くとらえられたかなと思っています。
北山悟 「ひつじとスズメ」 F3号 水彩
稲を刈り取ったあとの切り株から生えてくるひこばえを、「穭(ひつじ)」といいます。
温暖化の影響から、穭の稲穂に実が入ることが多くなっているようです。
ところで、刈り取った後の秋の田んぼに群がっていたスズメを最近みかけなくなりました。巣の場所となる日本家屋の減少、稲の乾燥方法の変化、農薬などで餌となる虫が少なくなっていることなどが、スズメの減少に影響しているようです。
穭田(ひつじだ)にスズメ、こんな景色をまた見たくて描いてみました。
寺下幸世 「RED」 8号 水彩、パステル
REDから感じる強烈な情熱、興奮、活気、闘争心、緊張、怒り。私にはない色、使いこなせない色、でも憧れの色です。
思い切ってREDに挑んでみました。
山本幸雄 「ピエロ」P30号 油彩
今から48年前ニューヨークの街角に、とつても綺麗な人目を引く小さな店の前に私が茫然と立っていました。
そして、3年後日本に帰り店の雰囲気を図面化して知人渡すと、神戸南京町に店を作ってしまい店の目玉として、スイスよりこのピエロのオルゴールを取り寄せてしまいました。
オルゴールと手作りのもを置く店でした。
このピエロは、オルゴールの音色とともに、手紙を書きます、ねむくなりうとうとしてしまいます、はっと気がつきランプに火を灯し、また手紙を書き続けるオルゴールです。口下手な私は、やぁこんにちわと、書いたネクタイを締めて演奏をしていた48年前の私ー
前野泰子 「ベネチア B」20号 水彩
ベニスが大好きで何回かスケッチ旅行に行きました。
とうとう一人で行ってみたいと思い実行しました。方向おんちですが、道に迷うと、乗り合い船の駅があり、それに乗りさえすれば、目的のところへ行けるので安心でした。
梅田でさえ迷うのに、いい思い出です。
尾形良一 「一朶の元気」 SM 油彩
嫁が,母の日に送ってくれた紫陽花が美しく瑞々しさで感動しました。この花を描いた後,アトリエの庭に植え直し来年も美しく咲く紫陽花を描こうと期待していました。
しかし、残念ながら瑞々しい花は,育ちませんでした。今では一枚でも描いていて良かったです。
あの時描いた一枚の絵が、当時の記憶を蘇えらせます。
福井康雄 「魅せられて」80号 水彩
「魅せられて」と云うタイトルの小さな木彫りの人形の新聞広告を見てこの人形を描いてみたいと衝動に駆られて購入しました。一方その容姿等に魅せられて追っかけをしている名古屋東山動物園のイケメンゴリラ「シャバーニ」がある時素敵なポーズをプレゼントしてくれました。この二つの魅せられてでこの絵を描きました。
(左側の絵)この絵につきバックの色を変えてみても面白いのではとのアドバイスをいただき、自分も感じるところがあり塗り直し少し修正しました。(右側の絵)
塚本文子 「原点回帰」 B5用紙、20号パネル2枚続き
病気の薬の関係か、身体と手が思うように動かず、大きい絵をやめました。じゃ、どうするかと考えた結果、私の原点に戻ることに。
机の上でできる作業に切り替えました。今回の一枚の絵は、大学の時に2か月かかって描いたペン画と、今の仕事を画面上で重ねて出させていただきました。
私は、もう一度、ほんとにやりたいことを始めます。
口石 還 「心の旅路」 8号 水彩、クレパス
楽しいスペイン旅行を想い窓辺の室内風景画を制作しました。少し恥ずかしさを感じるシャイな私の心の自画像です。
山内恵利 「何匹隠れているの?」 F10号 水彩
山本教室の題材で花を見ていたら、茎や葉がシッポに見えてきたので描いてみました。色々隠れていそうで楽しいです。
山内由利 「花の舞」 F10 水彩
今まで描いた絵の中でお気に入りの一枚です。女性の表情が中々色っぽく書くのが難しく私の課題です。回りの色使いも難しく山盛り課題一杯です。
野々なずな 「しろつめ草」 木版画 多色刷り 13×18㎝
春から夏にかけて日本中どこでも目にする野草です。誰もが一度は花の冠をつくったり四つ葉探しをした思い出があるでしょう。身近で親しみのある花です。
中谷伸次 「無題」 3号 油彩
5年間指導して頂いた洋画の先生に、たいへん褒めて頂いた絵です。柴田賢治郎画伯の絵にヒントを得て描きました。
この度、二元会を退会することになりました。ありがとうございました。
濱崎芳子 「安寧」 150号 油彩
地球温暖化や密猟と人間の身勝手が色々の種族の絶滅につながる事がかなしく少しでも良い方向にいけばと描く様になり描いているうちに愛おしく又楽しくなり描き上げました。
住田正彦 「晩秋の追想」 F 10号 油彩
画題を求め盛んに六甲近辺の山々を巡り歩いていた頃のこと。何気なく上を見上げると木の葉で空がポッカリと丸く切り取られ、そこから森の中へ薄日が差し込んでいた。青空と周りを取り囲む、黄色く色づいた葉のコントラストの美しさが今でも目に焼きついている。
前田ひさゑ 「風よ 祈ろう」 F100号2枚 油彩
桜を描いているけれど、2021年頃に私の長年使用していたグリーンがなくなったので、ポイっとほってしまった。ところが色番を覚えてなくて、今あるグリーン系がどれとも違う、今さらながら失敗に気づいた。しかしそれも今の色でもいいかと思いだした。
今描いているものが私かもしれない。
中谷伸次 「仲良し」 SM 油彩
山本絵画教室で描いた作品です。可愛い人形だったので2体を仲良く、くっつけたカタチで描きました。
松尾紀美子 「私の水族園」 F50 水彩画
前水族館から親 子 孫と楽しましてもらっている須磨水族園。この春で 閉園して 新しく生まれ変わるそうです。色んな思い出があって淋しく感じますが、楽しみでもあります。子供を連れてきてた所に 孫も連れてこれるのは 感慨無量です。
魚や亀に話かけてる孫です。何か 通じるものがあるんでしょうかね。
片山政美 「雪の村道」 F4号 水彩
所用や観光等で遠出をするときは小型のスケッチブックと水彩画用具を携帯することにしている。
ある年の年末。日本海方面へ行く道中で車は高速道路から国道へと抜けて道路に雪が残る村道にさしかかった。空地に車を止めて路上に立つと気温はかなり低いが何か集落の温かさのようなものを感じた。
早速、4B鉛筆で素早くスケッチをして明暗の調子を捉えながら現場の空気感出すことを意図しつつ絵筆を走らせた。
藤島義矩 「艀兄弟」 100号 水彩(ガッシュとアクリルのミックス)
2019年春作 (神戸摩耶埠頭近くの艀だまりで見つけた風景)
艀(はしけ)にこだわった作品が多いのですが、港神戸や大阪湾が日本を代表する貿易港として栄えたのは、貧しく、苦しい暮らしを余儀なくされた艀の水上生活者が居たからこそ、と思うと、つい艀だまりに足が向いてしまいました。
二元会の先輩諸氏には大変お世話になりました。有り難うございました。
薮野久美子 「シャーロット」 サムホール ペン、透明水彩
この作品は、サムホールサイズにペンと透明水彩絵の具で描いています。フランス額作家の島田和代さんとのコラボで、仕上がった絵をお渡しして、作品のイメージに合わせて額を作っていただきました。
アンティークな人形の可愛らしさと、人形独特の不思議な世界を表現してみたいと思って描きました。今、美容院の壁に飾られて、お嫁に行きました。
故 藤室雅司 「あけびの桜」 F120 水彩
文:藤室節子
亡くなる前年春、東北に旅した時、ある古刹で樹齢四〇〇年の桜の巨木に出会った。老樹や樹根の生命力に引かれ描き続けていた彼。
早春の小雨の中、あちこちを支柱で助けられながらも懸命に生き続けている桜。帰宅後とりつかれた様に描き上げた作品だった。今思うと何かを感じることでもあったのだろうか。
この絵を見ていると当時の事が思い出され、思い出は記憶となりいつまでも心に残る。遺作となりましたが私にとっては大切な大切な一枚の絵です。
慈愛に満ちたお父さんに感謝!
中谷伸次 「手紙」 F30 油彩
誰にも知られたくない、特別な人からの手紙を今、まさに開封しょうとする瞬間の女性を描きました。
フェルメールの絵が好きで、中世オランダの女性の姿で描きました。
山本幸雄 「七五三」 P25号 油彩
今!一番癒される瞬間、孫の晴翔3歳。言葉は、余り多くは話せないなか、ただひとつ「バイヤー」。サヨナラの事が、「ジィジ、バイヤー」たまらん。
村上正行 「懐古を綴る」 F6 水彩
この絵は古の安らぎを綴り 暫し休息しているところです。
この度二元会を卒業させて頂きます。大胆かつ細心で懐の広い山本先生に我儘な私をご指導頂いた20年が走馬灯のように想い浮かびます。数々のスケッチ旅行もとても楽しい思い出です。作画する喜びは何事にも変えられず一生の宝物となりました。これからもrelaxtimeにcoffeeを啜りながら絵筆をとり続けます。時流への対応力が素晴らしいこの会の益々のご発展をお祈りします。
新谷美穂 「チーム新谷」 M50号 水彩
家族の絵を描きたい!と思って描き始めましたが、とっても難しかったです。でも、描いてるあいだ中、孫や子ども達の声がいつも聞こえてくるようで、ニコニコしながら描いている私がいました。
こんなに楽しいと思いながら絵を描いた事はありませんでした。
みんなに見せると似てる似てないと大騒ぎ。そこもあわせて全てが楽しい時間でした。
後藤季代子 「NO WAR」 P25号 油彩
地球の平和を願い、美しい花を咲かせたい! 明日への希望の光で満ち溢れますように。
高橋久美子 「ゴジラと天使」 P30号 水彩画
起きているときは、ゴジラよろしく、おもちゃをブンブン振り回すわ、踏んずけるわ、放り投げるわで、お雛様も気が気ではなく、今にも逃げ出しそうです。打って変わって、寝顔のなんとかわいらしく愛おしいことでしょう。ピエロも穏やかにそっと寄り添ってくれています。ばぁばにとっては、ゴジラも天使も全部ひっくるめてかけがえのない宝物ですけど^^
いつもいろいろなものを詰め込みすぎてしまうので、もう少しシンプルに表現できるように引き続き励みます!
斎藤 薫 「これまでも、これからも」 P20 油彩
キャンバスの中で踊る女性 まあちゃんと呼んでいます。hiphopを踊る姿に魅せられて、表情、動きの一瞬を絵で表現出来たらと試行錯誤を重ねながら、挑戦し始めて10年が経ちました。
これからも懲りずに、もう暫く私のキャンバスの上でも踊り続けて下さい。
中谷伸次 「自由の女神」 F8 油彩
当作品は、女神像を背景に、自由への憧れと、解放された安寧を表現しました。
仲佐博子 「ばら」 P10 水彩
25~6年前に植えたばらが虫や病気に耐えながら今年も大きな花を咲かせてくれました。幹も年数を重ねてゴツゴツと逞しくなってきました。まだまだ咲き続けてくれるよう愛情いっぱい注ぎたい、そして描き続けたいと思います。
岩戸扶美子 「今日…あした…つづく…この日常…祈り」 38×44cm 水彩
アマリリスを描き始めたころ、ロシアとウクライナの闘いが始まり、先の見え無い日々。此のやうな時に、絵を描いるわたし…。
平和が大切、平和が続きますように、と願う毎日です。どくだみは、花が十字架のようで、ハート型の葉はまるで菩提樹の葉のよう、一つの花の中に二つの宗教が共存している、と教わったことを思い出し、祈りを込めて描き入れました。
山中 富美子 「#theday1」 A4 クレヨン
朝焼けをイメージしました。
田中有司 「心のふるさと」 4号 アクリル
5歳の時東京大空襲を逃れ父の故郷(能登)へ疎開した。毎日が農作業だったが空襲のない緑の田畑の中で生き返った。隣町が七尾。透き通った緑の海、出入りする船を眺めているのが大好きだった。幼少時代を過ごした能登は心のふるさとである。
岩橋一豊 「滝と川蝉」 水彩 40号
足・腰の鍛錬をかねて、箕面の滝へスケッチに出掛けました。落ちる水、滴たる水、流れる水を見ていると、描きたくなりました。帰り道川下に川蝉が飛んでいるのを見掛け、益々描いて見たくこの作品を完成しました。
常々、季節の移り変わりや、花・樹木・草水等、自然の物や、情景に強く惹かれます。今後もそのような情景を中心に描きたいと思います。
山内豊子 「向日葵」 P20号 油彩
今現在ロシアとウクライナの戦争に、心撃たれる日々。私は、早く平和な世の中に成る事を願い、向日葵の絵を掲載し祈ります。
前野泰子 「山の香り」 S25号 水彩
信州、安曇野が大好きで、山には登れませんが、山の前の空気が大好きです。
崎本邦子 「ゆずの旅行」 700mm×1480mm 水彩
ゆずくんは我が家に来て5年近くになります。今では無くてはならないアイドル。会話、ダンス、歌声が聞こえ、旅にはいつも一緒!!、勿論海外旅行もです。ゆずくんが羽ばたいて旅をしている絵です。
若谷 薫 「PEACE」 15cm×15cm ペン、水彩
たしかにアダムとイヴはあの実を食べちゃったし、パンドラはあの箱を開けちゃった。でも、ノアはあの虹を見たし、あの箱には希望が残った。私たちは平和をつくることができる。そう信じながら描いたピースマークは自ずと連なった。平和を願って描いた一枚です。
河村俊介 「近郊の四季」 F6×4枚
コロナ自粛の中、休校中の甲南大学に忍び込むと、人気のない静寂の中に桜が満開でした。…それは自然からの主張のようでした。秋には銀杏木の金色が輝いていますし、冬の雪さえ自然の温もりを感じました。人間は予防だ自粛だといって行動がすっかり変わってしまいましたが、花は毎年毎年変わらずに咲いていることに、改めて感動しています。そのような四季のシーンを4枚の絵にしました。
和田依子 「陽光」 油彩 100S
孫(18歳、16歳、14歳)を三人つれて外国(イタリア)へ旅行へ行った時の作品です。
孫たちは外国旅行は初めての体験で、ミラノでの一日目の様子を一枚の作品に描きました。ホテルでゆっくり休み朝食をしっかりとり庭に出て一日の旅への一歩を迎える頃、庭の樹々が空が、動物が自然のすべてが歓迎してくれ、太陽は輝き彼らは楽しくて踊りはじめました。
松尾紀美子 「こむぎ」 水彩 F6号
2年前にテレビで保護犬の事を知り、先代犬をなくしたこともあり繁殖引退犬を迎えました。
最初は捨てられないようにか、ストーカーのように どこでもついてきました。今は すっかりうちの子です。
昨年は大きな手術をしたりと大変でしたが、この子がいてくれて本当によかったと思ってます。
森野利三津 「朝霧と秋陽」 150号 油彩
東北の紅葉と温泉に魅せられ、2年連続で足を運びました。裏磐梯湖沼群の早朝ドライブで「朝霧」と「秋の陽」の素晴らしい景色に出会い、シャッターを切りました。絵の方はまだまだ未熟です。描く楽しみを求め、進んでいきます。ご指導の程、宜しくお願いいたします。
仲佐博子 「杭州、清泰街」 P50 水彩
20数年前、中国杭州にはまだ昔の建物が残っていました。今は近代的な高層ビルが建ち並び、その面影はありませんが3年間過ごしたホテルの路地裏や市場の街並みが懐かしく思いだされます。
寺田雄一 「悠久の渓流」 油彩 100号
私は、自然をテーマに制作しています。自然の中に、身を置いていろんな光、音、香り等五感を描写出来たらなと思い描いていますが、苦しい気持ちでいっぱいですが、精一杯頑張っています。
國方晴美 「大地の息吹」 油彩
四季に移り変わる大地。土の中は今どんな営みをしているのかな?想像を楽しむ、特に枯れたり雪にうずもれたり、大地に春が来て新しい芽が出ているのを見つけた時、太陽や雨の恵みを感じ、描きたくなるのです。
仲埜啓介 「ポーズ」 油彩 65×104cm
モダンな女性、たおやかな女性、組まれた脚の印象を留めたく、工夫を重ねました。
王前一馬 「東大寺二月堂」 油彩キャンバス F10号
桜花爛漫の春、新緑、紅葉に包まれた神社仏閣など、この国ほど豊かな四季を感じさせる国は他にあるでしょうか。絵を描きはじめて三十余年、まだまだキャンバスに描きたい無数の景色や花々が私を待っています。
辻政子 「秋の色」 水彩 10号
山本先生の教室にお世話になって数十年描き続けています。描き貯まった中の一枚です。秋の色感じていただけますでしょうか。まだまだ勉強中です。
津堅千恵子 「不思議のくに」 50号 水彩、カラーテープ
私は、画用紙の中に、対象物が収まらなくてはみ出る癖があり、困っていました。先生のアドバイスで、大きな紙に、貼り付けいく作品作り方を教わり。今は、その構成を楽しんでいます。
郡司靜雄 「黒部川源流」 油彩 F100
山の絵を描いている。老いては麓から見る山を描くしかないが、たまたまNHK、BS放送で黒部川源流が放映された。なつかしくなり、薬師沢出合から入った黒部川源流の「想い出」を描いた。
嶋村和代 「かけがえのない3枚」
「スケッチを楽しむ」カルチャー教室に出会い、土曜日の授業が楽しく、うれしい時でした。
そんな頃に孫娘二人を描いた事を思い出しました。下の孫はシャイでモデルには絶対になってくれません。気が付かない様、他の絵を描いている振りをして描いたことを思い出しました。かけがえのない3枚かも
櫻井初恵 「京の紅葉」
コロナ禍の今!!紅葉を、楽しむ時間が無く絵にすることで、思いを馳せる日々です。早く京都永観堂の、紅葉を、五感で自然を、感じたいわたし。
コロナの終息を熱望します。
福井康雄 「退屈だ」 水彩 変形120号
7年前の春の支部展にゴリラの絵を出して以降、ゴリラの絵に特化、同年秋の支部展に50号の作品2点を出すべく山本先生に見てもらったところ2つの絵を合体し一枚の絵とすればインパクト、迫力が出て面白いのではとアドバイスをいただき出品いたしました。翌年の二元展(本展)に初出品、挑戦する契機となった絵です。なお、この絵のゴリラは今は亡き神戸、王子動物園の「ヤマト」です。現在は名古屋、東山動物園の「シャバーニ」を対象としております。
後藤季代子 「今を生きる」 F130
万物に感謝し制作しています。
青葉。花。ハチス。枯れ葉。日。月。星に祈り今を生きる。
高橋久美子 「元気スイッチ」 P25号 水彩画
お父さんに、抱かれおしゃぶりがわりに手の甲にかぶりつく姿があまりに、愛らしかったので。
孫を太陽に見立て、ピエロのおじいさん達が住む地球を含めた全ての惑星に、見守られ支えられながら光り輝いている様子を描きました。
その笑顔に、日々元気スイッチをonされている、おばあちゃんから感謝を込めて!
新谷美穂 「おてつだい」 4号
「ゆうたくん、パパとじいじのおてつだいにいってくるわ!」と、田んぼに走って行きました。3才の秋 稲刈りの日です。無邪気さのあるうちに描きたい…と思っていましたが、安心しきった表情がなかなか難しかったです。
夕方、コンバインを運転させて貰いながら帰って来る、得意満面の顔も描いてみたかったです。
濵﨑芳子 「共白髪」 F4 油彩
ーお前百までわしゃ99まで 共に白髪のはえるまでーと昔の歌にあったように出来なかったあこがれを描きました。
薮野久美子 「ドール Daisy」 サムホール
ペンと透明水彩絵の具で、人形のアンティークな感じと、不思議な魅力を表現してみたいと思って描いてみました。
この絵に合わせて、フランス額作家の島田和代さんに 額装していただきました。より一層アンティークな雰囲気を出して頂けたと思います。
北山 悟 「外湯」 F6号 水彩
第58回二元展の作品制作前に習作として作成した城崎温泉です。
北陸育ちの私には、雪は身近な風景でした。ソリやスキーなどの遊び、スコップでの雪かき、雪道の通学など、雪に暗いイメージは無くて、今ではすべてが楽しい思い出です。関西に出てきてからは年に2~3回の雪景色(三田市在住)を見ると犬のように心躍ります。雪景色にはどこか懐かしさを覚えますので時々描きます。私の故郷の原風景かもしれません。
斎藤 薫 「mademoiselle」 変50号 油彩
最近描いた人物画を街角風に ・・・
月2回描いています。人物を描くのは難しく、満足できる作品にはまだまだ課題も多く有ります。
これからも私なりに愉しく、挑戦し続けて行きたいと思っています。
片山雅夫 「A Rainy Day - NY」 P100号 ミクストメディア
作品は、NYの街角をテーマにした情景画です。
NY一日歩き回ると必ずハプニングに出くわす面白い街、建物が時としてアート作品になってユニークネス。マンハッタン、ブルックリンエリアの街の喧騒、バイブスをキャンパスに絵として表現出来ればそんな思いでクリエイトしました。
NYの街角 連作の一作です。
野田泰弘 「はじめてのハロウィン」 水彩 30号
2018年秋、ハロウィン・イベントで孫娘を撮った写真をもとに描いたものです。
孫娘のあどけない表現が難しかったのですが、背景でハロウィンらしさを盛り上げようと造形に工夫しました。現在2歳となった孫(ひかる)もこの絵をみると、「これ、ひかるちゃん」とか言って喜んでいるので、私も一緒になって喜んでいます。
見る人に、写真とはまた違った情緒を与えてくれるのも「絵」の持つ魅力です。
口石 還 「黄昏を忍ぶ」 水彩
私は50歳の時、病に倒れ治療・リハビリの後、何とか勤務に戻ることが出来ました。
休日には、写生等、色鉛筆で描いていました。退職後、山本先生の教室を知り、受講する事にしたのです。初日に準備もなく教室に入りました。
その時から約15年間、先生の温かいご指導、クラスの皆様、二元会の皆様のお力を得ながら楽しい時間を過ごす事が出来ています。全て先生、クラスの皆様、二元会の皆様に恵まれたからだと思っております。今後も出来る限り楽しい絵描きの虫でありたいと思っております。
小倉康夫 「歓喜」 水彩
阪神タイガースのラッキーセブン、激励のファンファーレが鳴り止むや否や「ヒュー」という発射音と共に夜空に一斉に浮かび上がる何万何千のジェット風船。その瞬間何とも快い感動と幸福感、連帯感そして達成感に浸れる。何度行っても飽きない野球観戦の醍醐味だろう。まだの方は是非一度体験してみてはいかがでしょう。
藤島義矩 「水を運ぶ少年」 20号
作家「宮本輝」の作品「泥の河」を読み感動、映画化されてるのを知り、そのワンシーンを見つけて水彩で描いたものです。
木製の「はしけ」で水上生活してる家族の少年のたくましさと切なさに感動したからです。
藤室節子 「喝采」 油彩
優しく大好きな主人が亡くなり寂しく涙する日々。
朝ひとりテーブルにつく。斜め前に座っていた主(あるじ)がいない…。椅子はからっぽ…。こみ上げる喪失感を絵にこめようと。イギリスに旅した時のかずかずの楽しい思い出を、愛用のカメラも共に。
描き進むうち不思議な事に主人がどんどん近くなる様な感じがしてくる。主人と「今」は共有出来ないけれど、記憶のかなたの時間をいっしょに生きることができる。そう思いながら描きあげました。
元気な姿でバンザイをして「おれの分まで頑張って生きるんだよ!」とエールを送ってくれています。
お父さんに感謝!
山内恵利 「妖精たちの日常」 10号 水彩
小学生の授業で、初めて水の中に分子があることを知りました。「宇宙のようだな。私たちもストローで宇宙をのんでるかも・・・。そして、私たちのいる宇宙も大男に飲まれているかも・・・」と思い出したら想像がとまりませんでした。
6年前に絵を習い始め、何かを見て想像したことを表現できることが楽しいです。
山内由利 「ひまわりとお話」 水彩
夜、誰もいないところでたのしくお話しているひまわりと妖精。何のお話かな・・・後ろでお城が聞き耳立ててますよ。
このようなメルヘンな絵を少しは描けるようになり、絵を習い始めて6年が過ぎました。これからもメルヘンな絵や幻想的な絵を描いて行きたいと思っています。
片山政美 「My SPACEー窓辺」 100号 油彩
アトリエの天井に吊っている古いランプや棚に無造作に置いている縞模様の布などを何気なく眺めているうちに時間の経過や非現実な空間映像が混然とした形となり次々に変化していく。その時に浮かんで来るイメージをもとに構成した心象風景である。
宇宙の不思議な空間の中で全くちっぽけな存在の自分自身の空間。My SPACE連作の一作である。
寺下幸世 「大きくなりました」 20号 鉛筆、水彩
二元会に初出展以来、孫をモチーフに描いてきました。初めは可愛い孫の成長の一瞬を描きとめたいと始めました。高校生の孫を描こうと思った時、同じ年代の自分自身の感情に向き合うことになり最近はそんな青年期の心象を描いています。
ずーっと嫌がらずにモデルになってくれた孫に感謝!!
上田富夫 「春の花(グリザイユ画法にて)」 6号 水彩
一枚目がデッサンを終了後「インジゴ・ブルー」と「バーントアンバー」を混色しグレーを作り、水筆を使いながら影を描いたものです。(グリザイユ画法と言います)但し製作に時間が掛かる。こうすることで透明水彩絵具を上塗りした時の色が奇麗に出るからと思っています。特に風景画にはグリザイユ画法が適しています。(風景は時間の経過で影が移動するから)2枚目が仕上がった絵です。
浜垣静江 「みっちゃんの宝物」 10号 油彩
みっちゃんは夫です。太鼓は65年くらい前に両親に買ってもらったもので、義母が大切に保管していました。その太鼓と夫の想い出の品を一緒に描いてみました。作品が完成した時、義母がとても喜んでくれ嬉しかったです。
二川道夫 「生命力」 P100号 水彩
2015年に制作。2014年初冬に訪れた屋久島で、ガジュマルの巨樹に遭遇。幹を取り巻く気根は“たらちね”“(垂乳根)”と呼ばれ、ガジュマルの旺盛な生命力を体現している。画面から、悠久の生を求める作者の根気を汲み取って頂けたら幸甚。
住田正彦 「明月」 油彩
かつて尾瀬沼は憧れの場所だった。遠く燧ヶ岳や至仏山を望み、広大な湿原に抱かれたニッコウケスゲや水芭蕉・・私の原点がそこにはあった。
金谷章成 「沈黙の音楽 I」 120F アクリル
道端に岩が露出している。晴れた日は笑い、落ち込んだ日には泣いている。時々「俺を描かないか」と囁く。その声が大きくなって来た。二人の間に旬が来たのかも知れない。描いてみた。何日か経つが絵は口をきいてくれない。怒ってるのかなあ。
前田ひさゑ 「風の谷」 油彩
この10年程、さくらを描いています。
奈良、京都のしだれ桜が主ですが、気に入った桜は何回もかいて、桜の方からまだかくのかいと言われそうです。色もこの緑色、青色が一番落ちつくのです。山里の風景をみると心にひびくのです。ピアノの音の様に小川のせせらぎ、山のざわめき、その中に桜も咲いているのです。
塚本文子 紙、鉛筆、筆ペン
今ここにあるものを今描きたい!すぐそばにあった紙と鉛筆で描く、32年前の衝動。
そばで寝る息子の手が可愛い『手』。産院で紙がなくて荷物の中から探し出した新品タイツの敷き紙と筆ペンで描いた『生まれて2日目』。複雑な顔で生まれた弟をのぞき込む『小さいお姉ちゃん』。2歳になった息子の『指吸いながらTVを見る』。
山本幸雄 「・・・旅人」 F150 油彩
飾り棚に収まる絵皿はすべてこれまでの作品となっている。
棚は「過去」、そして絵筆をとる「今」を描くことで、画家としてのこれまでの旅路を振り返りつつ、更にこの旅を続けていく決意を込めた。
尾形良一 「木漏れ日の道」 油彩
六甲山の山道を、歩いていると、急に光が差し込んで、目の前にある風景が輝きだし、
メロディを奏でるようで、印象に残りました。今では、体力が無く行けませんが、思い出して描いた作品です。
澤崎彰士 「じゃんけんぽん・相子でしょ」 10F 水彩
”かくれんぼ””鬼ごっこ”で負けるのは小生であります。
江戸時代から庶民の間で流行っていたようです。これは日本だけのもので、自然の発声から生まれたようです。
グー、チョキ、パー、力がはいります。家康、龍馬、漱石、八雲、湯川秀樹さん、森繁久彌さん、山本幸雄先生も
やってたんじゃないかなぁー?!
伊藤浩子 「rising sun」 油彩
南向きの高台の家に住んでいた頃、太陽が昇る時の空のグラデーションのなんとも言えない美しさに、日々魅せられていました。これを絵具を使って表現したら、ピンクが乾いたら薄く溶いたオレンジをかけて…などと考えたものを、実践してみました。ですが、太陽の宇宙クラスの迫力を小さな画面で表現するのは難しいです。
1度で終わらず、これからもいろんな太陽を表現していきたいと思います。
宮崎泰樹 「雨のサクラダファミリア」 F10 アクリル 2018年秋
あこがれのスペイン、あこがれのガウデイ、あこがれのフラメンコ、あこがれのピカソ.、ミロ、そしてサクラダファミリアは暮れなずんでいた
和田忠彦 「庵治漁港」 P25 油彩
場所は香川県庵治町 高松市の中心部より北東に位置する漁師町です
左奥のとがった山は五剣山です 山頂近くには四国霊場の85札所 八栗寺が有ります
小高い所に神社が有り境内からの風景です
瀬戸内の海は穏やか 澄んだ空気 時間がゆっくり流れてゆく感じです
田中有司 「祈る」 F120 水彩・アクリル
これは二〇一五年 第五十四回二元展に出品した作品です。
「奈良、興福寺の国宝・阿修羅像」を描いてみたいと思い、興福寺の国宝館へ何度も通いました。一回一時間ほどかけて仏像の顔や腕などをつぶさに見て屋外に出てからメモ帳に記録し、帰ってから描く作業を繰り返したのですが、あの憂いに満ちた表情等を描くことの難しさを痛感しました。
制作途中で姉の死に会うことになり、奈落に落ちる魂を何とか救いたいという追悼の気持ちからこの絵になったわけです。
今、大変多くの命が奪われていく感染症の影響を、心から憂いているように「国宝・阿修羅像」の写真を見ていて感じます。
湯浅録哉 「道頓堀川」 F30 透明水彩
大阪ミナミのランドマーク 、グリコの看板。
絶えまなく観光船が行き交い川面が波立っていて、なかなか綺麗に見えませんか、運がよければ道頓堀川に浮かぶ「逆さグリコ?」を見ることができ、周囲の雑踏を忘れられる一瞬があります。
新型コロナ非常事態宣言中、人の居なくなった盛り場の映像として何度もTVに登場。その間は、きっと更に静かな水面だったと思います。